3月28日(水)平成29年度本場結城紬技術保持会研修視察旅行に行ってきました。行先は東京江東区亀戸「江戸切子協同組合」 結城市生涯学習課のお計らいにて、楽しい研修視察旅行となりました。当日は、天気も快晴、桜満開、最高の行楽日和でした。とは言え、研修視察がメインですので江戸切子に関して勉強してまいりました。
江戸切子は天保5年(1834年)加賀谷久兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻したのが最初とされています。また、明治14年切子指導者として英国人エマニエル・ホープトマン氏を招き10数人の日本人がその指導を受け江戸切子の伝統的ガラス工芸技法が確立されたそうです。そののち、江戸切子の技術、品質はさらに向上し平、平成14年国の伝統的工芸品に指定されました。
研修視察では、組合の関係者より江戸切子の製作工程など教えていただきました。江戸切子と言ってもさまざまあり、伝産マークの付くガラスは大変貴重であると確認いたしました。私もその江戸切子のウイスキーグラスを一つ購入してきました。