■産地の概況

紬の女王と言われている結城紬は、結城市を中心として鬼怒川沿いに南北約30キロ、南北に約12キロの地帯にて生産されています。

 

生産実績(平成28年度)・・1200反(地機732,高機468反)

            (平成27年度)・・・1218反(地機695反,高機523 反)

            (平成26年度)・・・1379反(地機813反、高機566反)

 ※  ちなみにこの数字には帯も含まれ、反物だけならば (このうち縮織りも含む)

   (平成28年度)地機反物 625反  高機反物 401反  (地機縮織り56反 高機縮織り16反) 

   (平成27年度)地機反物 608反  高機反物 470反

   (平成26年度 地機反物 656反  高機反物 485反

 

 ちなみに、昭和52年時には30,000反生産されていました。

 また、その当時は、約10,000人の方々が結城紬関係の仕事に従事されていました。 


■生産に携わっている業界の概況

茨城県本場結城紬織物協同組合

 組合員数・・・ 61名   平成28年5月22日現在  849人   昭和52年3月

*栃木県本場結城紬織物協同組合

 組合員数・・・ 33  平成28年5月22日現在   862人   昭和52年3月

 組合事業 

  ・組合員の取り扱う本場結城紬(原材料を含む。以下同じ)の共同加工

  ・組合員の必要とする原材料器具等の共同購入

  ・組合員の技術の改善、向上の為(本場結城紬作品展など)または組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報提供

  ・組合員の福利厚生に関する事業(研修旅行など)

 組合員の仕事

  本場結城紬の製織 

  

*本場結城紬原料商協同組合

 組合員数・・・9名       平成28年5月22日現在       27名  昭和52年3月

 組合事業

  糸取り後継者の育成、品質向上対策等の活動

 組合員の仕事

  真綿の仕入れ…福島県伊達市保原町

  糸取り・・・・・・・・結城市を中心に約40キロ四方に住む糸取り手の方々

  手紬糸の販売  

本場結城紬染色工業組合

 組合員数・・・10名     平成28年5月22日現在        18名  昭和52年3月

 組合事業

  技術研修事業(染色研究会)

 組合の仕事

  結城紬の染色

本場結城紬卸商協同組合

 組合員数・・・12名    平成28年5月22日現在        15名 昭和52年3月

 組合事業

  各種宣伝活動、市況調査

 組合員の仕事

  商品企画、製織発注、製品買取り製品販売        


■結城紬の検査は検査協で決まる!

 本場結城紬の製品は私たち生産者(茨・栃 織物協同組合員)が製品(反物)を本場結城紬検査協同組合に持ち込み検査料を払い製品検査されます。その後、卸商に持ち込み、製品は流れていきます。

本場結城紬検査協同組合の構成

 ・卸商協同組合

 ・茨城県織物協同組合

 ・栃木県織物協同組合

 ・染色工業組合

 ・原料商協同組合

 これら5つの団体によって構成されています。

 事業内容

 ・結城紬の検査

 ・結城紬に関する広報活動

 ・技術振興に関する研究調査

 ・結城紬製品の履歴の確認(平成25年2月より厳格化されます)

 検査標準

  原料糸規格外、短尺、打ち込み不足、曲り織、染色不良、汚れ、絣くずれ、織りキズ・・など検査員の人が厳格に検査します。

 検査項目にパスすると、合格マークが反物の顔であるカシャゲという場所に貼られます。

 不合格の場合,不合格の原因がカシャゲの部分にゴム印で捺印されます。

合格マークと不合格のマークは以下の通りです

不合格の理由がゴム印で押されています
不合格の理由がゴム印で押されています